南極条約について書かれた児童書籍

日本は南極観測隊をこれに基づいて派遣しているので、南極条約はとても有名で、わたしたち日本人には、このような本が広く出版されているのは当たり前の話ですが、欧米など海外では当たり前ではないようです。以下は、ウェブ・コンテンツを除き、公立図書館にまず置いてある本です。なので、とても貧しい人にも学ぶ機会が与えられています。

でも、オーストラリア人は自分たちが原加盟国である南極条約を知りません。公教育で教えてもいない。なので、英仏・ニュージーランド・ノルウェーの4ヶ国しか認めていない、彼らが主張するオーストラリア南極領土は、国際的にオーストラリア領だと、条約を知らずに信じています。そのため、われわれの南極海調査捕鯨が侵略行為に見えたりします。そしてその事実は、南極に関する日本の高い教育水準とオーストラリアの低い教育水準が天地の差である事を示しています。

環境省_南極キッズ − 南極条約(なんきょくじょうやく)
南極条約により、南極がどこの国にも属さない地域である事を子供向けに教えた、環境省の児童教育コンテンツ、南極キッズのページ。領土権主張を止めようと解説されており、南極条約は日本では子供レベルの知識である事がわかります。
>4. 南極地域(なんきょくちいき)を自分の国の領土(りょうど)だと言うのは止めよう。
南極から地球環境を考える 1 南極観測のひみつQ&A (ジュニアサイエンス) [ Amazon / 沼津市立図書館 ]
国立極地研究所監修の南極観測の本。p12-p13に、領土権主張の凍結が言及されています。
ニュースに出てくる国際条約じてん 全5巻 | 彩流社 [ Amazon ]
ニュースに出てくる国際条約じてん 1 国際組織と領土 | 彩流社 [ Amazon / 沼津市立図書館 ]
元NHK解説委員の池上彰氏監修で、日本で報道されるニュースによく出てくる条約を子供向けにピックアップして紹介している本のシリーズです。第1巻の6番目に南極条約が出てきます。
領土ってなに? (シリーズ領土を考える) [ Amazon / 沼津市立図書館 ]
子供向けに領土とは何かについて教えるための本です。p19で慣習国際法とは何かについても簡単に言及されており、p33でクレイマントの領土権主張や南極条約によって領土権主張が凍結されている事が解説されています。
ポプラディア情報館 国際組織 [ Amazon / 沼津市立図書館 ]
ポプラディアは、図書館で調べ学習をする子供向けの編纂された百科事典シリーズです。この本の p120 の国際捕鯨取締条約の解説はちょっと不十分ですが、p121 で南極条約が解説され、領土権主張の凍結にも言及されています。
中学校社会 公民/国際社会における国家 – Wikibooks
南極がどこの国にも属さないことと、南極条約が言及されています。これが検定済み教科書を中立化したソースである事は、とても貧しい人でも、中学社会科で南極条約を学ぶ事を示唆します。

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